
B Y U 卒業後、マイクロソフト、アマゾン リクルートホールディングス、B l o o m b e r g など数多くの大手企業から内定を獲得した実績があり、日本マイクロソフトでの勤務を経て、アメリカトップスクールのMBAに在学、アメリカ現地で飲食店を経営、売却し、現在は多数の事業を展開する起業家として活動中。
今回はGAFAMの筆頭であるマイクロソフトで長年ご活躍された石坂様にインタビューしました。給料、初任給、働きやすさについての解説の一部を抜粋します。動画ではさらに色々な質問をしていますので詳しくは動画をご覧ください。
石坂 誠様
LinkedIn Japan パートナービジネス統括&ストラテジスト | 元マイクロソフト本社 グローバルマーケティング | 元NEC 法人営業 | 米国MBA | LinkedInやテクノロジーで個人や組織が本来持つ可能性の最大化を実現することが私の情熱です。特にLinkedInが提供する企業向け人材ソリューションのパートナービジネス開発と、日本におけるLinkedInエコシステム成長のために戦略的プロジェクトを企画、実行中。蟹好き!
今新卒に戻るとしてどの企業に入りますか?

もし高校三年生(就活生)に石坂さんが戻るとしたら最初の新卒でどこに入りますか?



前提としてこういう人にはこっちというものがあるのですが、もし理想として入れるとしたら日本マイクロソフトをおすすめしたいと思いますね。



新卒の時点でやりたいことがあって、ある程度グローバルスキルがあって、グローバルコミュニケーションができる、指示待ち人間ではなくて自分にアイデアがあって自己成長(セルフドリブン)できる人にとってはいい環境が整っています。



新卒であっても物凄い大きなプロジェクトをできる環境がある。チャレンジできる環境があります。



なおかつ給料も新卒からいいです。



新卒の時点で能力、経験が乏しいならどこに行きますか?



日系企業がすごくいいと思いますね。手厚いサポートを受けられる企業が多いと思います。メールの書き方まで教えてもらえました。当時日本マイクロソフトに入っていたらサバイブできなかったと思います。
今まで勤めた中で給料の良い会社は?Microsoft(マイクロソフト)の初任給は高い?



ステップアップして給料が上がっていったと思いますが、勤務された3社を比較すると給料はどういうイメージ



圧倒的にマイクロソフトとLinkedinがいいですね。一般的に言われている日本の平均給与の3~4倍、それ以上はある可能性があると思いますね。
日系企業だとマネージャーとか部長以上にならないと年収1000万円台は超えないという風に私は聞いています。
マイクロソフトとかですが、部下がいなくても2~3000万円台の人もいます。本社ですと5000万円とかそれ以上もらう人もざらにいます。



僕は新卒でマイクロソフトでしたが2年目に1000万円ぐらいになりました。僕は新卒が遅かったですがもし早く入れば20代前半で1000万円台も可能ですからね。
福利厚生はどこが良い?Microsoft(マイクロソフト)の福利厚生は?



勤められた3社の中で総合的にみて福利厚生はここがよかったなとかありますか?



福利厚生はそれぞれ良さがありますね。



NECの良かった部分は社会的なステータスだけで福利厚生が出ました。私の場合学生結婚していて、子供が一年目に生まれる状態で。結婚していると家族手当が出ました。実力とか関係なく、奥さんへの手当、子供がいると一人当たりの手当、さらに住宅補助みたいなものがつきました。プラス残業代も入ってきます。



確かに外資はみなし残業として入るので残業代は出ませんもんね。



そうなんです。諸々計算すると新卒で5~600万円行っていたと思いますね。そういう状態の難しいところは残業代が将来にカットになるかとか、家族手当がいつまで続くのかとかはわからないですからね。制度がいつまで続くかは保証されません。日系はその後の給料の伸びは外資と比較するとよくないですね。



マイクロソフト(本社)の良かったところは登録するだけで2000ドルかかるような超高級スポーツクラブが無料で利用できました。家族も割引を受けられます。歯医者、病院、メガネ、コンタクトレンズの補助金が出ました。



あとは株を割引で買えましたね。確定拠出年金のマッチングファンドというものがあって、自分が入れた額と同じだけ会社の方も入れてくれる。それだけで年1~200万円もらっているようなものですからね。
*福利厚生の制度は変化するものであくまで石坂さんが勤務されていた当時の福利厚生制度になります。